Apple新製品映像に批判!?
話題の新製品Apple iPad pro M4の製品イメージ映像が物議をかもしています。
今回、映像ではトランペットなどの楽器やペンキ、彫刻、カメラなどがプレス機に潰され、その後iPadが現れるという演出。
Appleが伝えたかった意図は、音楽が聴き、作れる。絵が描ける。メッセージのやり取りが出来る。写真が撮れる。出来ることが沢山。
これがこの1枚に凝縮されたと表現したかった事でしょう。
しかし、捉え方によっては、大切に使っている楽器やカメラなどが潰されていくと、物を大切にしていないなどの意見も多くあります。
ニューヨーク・タイムズでも、
「アップルは、デザイナーや俳優、アーティストたちから批判の嵐にさらされた。人類が何世紀ものあいだ使ってきた芸術の道具を押しつぶすことで、巨大IT企業がいかに仕事を奪ってもうけてきたかを示すものと受け止められた」
と大手企業が奪っていくといった目線もあるようです。
映像は制作意図と、それを見る人の感性は違い、こうして大きな誤解や侮辱的な表現になる事もあります。
今回制作者側の立場から、誤解を招かない様、様々な目線から映像を制作する大切さを改めて感じました。