【注意!】次期朝ドラ撮影中に重要文化財の床破損について
撮影をする上で、スタジオでない限りロケ場所が必要となります。
今回は、そんなロケ場所の中でも特に気をつけて撮影をすべき場所。
国の使用する重要文化財で起きた事故です。
私達のような撮影技術スタッフが撮影する際、出来る限り三脚の足にテニスボールやフェルト生地などを巻いて、
文化財に傷が付かないように最善の注意を払います。
今回問題となったのは、撮影技術などでは無く出演者側による破損。
重要文化財の廊下部分でリハーサルが行われていたといいます。
演者10名ほどが廊下でダンスを行い、その最中に床が落下し破損させてしまったのです。
故意に行った訳ではないと思いますが、木造でできた重要文化財の上で大人数が飛び跳ねたりすることで起こるリスクは考えられることです。
撮影には、技術の注意だけではなく制作側の注意点も多いですね。
これからは、ますます暑くなってきます。
演者さん、技術さん、スタッフさんへの体調管理などもしっかりと行う必要性が出てくるなど、
対策することは多く出てきますが、
今回起きた事故のように未然に防げることは事前準備をしっかりと行い、様々なリスクに備えて撮影に挑みたいです。